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不動産売却でハウスクリーニングはした方がいいの?清掃に苦戦する場所をご紹介!

「ハウスクリーニングは必要なのか」

「ハウスクリーニングはどの程度やった方がいいのかわからない」

不動産売却をお考えの方の中には、このようにお考えの方もいらっしゃることでしょう。

今回は、不動産売却の際にハウスクリーニングをすべき理由などをご紹介します。

参考になれば幸いです。

 

□不動産の売却で掃除が大変な場所

 

不動産の売却の際は、できるだけ早く買主を見つけるために、不動産をきれいな状態にしておく必要があります。

とはいえ、家全体を自分で掃除するとなると、時間も労力も必要です。

特に、これからご紹介する箇所は自分で掃除を行うのが一苦労の場所になります。

 

*天井

普段から定期的に天井を掃除される方は少ないのではないでしょうか。

どのように掃除をしたらいいのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。

また、天井は手が届かない箇所のため、危険も伴います。

 

*お風呂場、洗面所、トイレ

毎日必ず使うこれらの水回りは、カビや水垢、黄ばみの汚れが目立ちます。

これらの汚れは頑固で落ちにくいため、自分できれいにしようとすると時間と手間がかかってしまいます。

とはいえ、購入希望者は内覧の際に一番気にする場所でもあるため、必ず内覧までにきれいにしておく必要があります。

 

*キッチン

キッチンは、シンクまわりとレンジまわりで掃除内容が異なります。

レンジまわりはしつこい油汚れが気になり、シンクまわりは排水溝の汚れなどが気になるものです。

特に長期間掃除を怠っていると、自分ではどうしても取れない汚れもあることでしょう。

 

□不動産売却時にハウスクリーニングをしないとどうなる?

 

ハウスクリーニングとは、掃除のプロの業者に家中をきれいに掃除してもらえるサービスです。

家全体でも一箇所からでも依頼できます。

先ほど紹介したような掃除が大変な場所でも、専用の道具や機材、薬品を使って掃除してくれるので、自分で行うよりもきれいな状態になります。

ここでは、不動産売却の際に全くハウスクリーニングをしないとどうなるのかを3つ見ていきましょう。

 

まず、値引き交渉をされる可能性が高くなります。

不動産の購入希望者は、できるだけ安く購入したいと考えています。

そのため、内覧の際も値引き交渉の対象となる材料を探している可能性があります。

そこで汚れが目立つ箇所があれば、値引き交渉の材料とされてしまうでしょう。

例えば、お風呂場やキッチンなどの水回りは、どうしても汚れが目立ってしまいます。

カビが生えているから、そのまま使える状態じゃないから、という理由で交渉されると、断りにくくもあります。

具体的には、中古住宅の売却の場合10万円単位の端数は値引き交渉されやすいです。

2350万円の物件の場合、50万円を安くしてほしいと要求される可能性があります。

そのような値引き交渉の材料を買い手に渡さないためにも、ハウスクリーニングはやっておくべきです。

 

次に、売却に時間がかかる可能性が高くなります。

一般的には、不動産を売り出してから買い手が見つかるまで3ヶ月ほどと言われています。

しかし、ハウスクリーニングをせずに汚れが残っていると、内覧時の印象が悪くなり、売却にまで至りにくくなります。

不動産を所有している期間は、固定資産税などの維持費がかかりますので、できるだけ早く売却したいものです。

また、何度も内覧の立ち会いをしているにも関わらず契約にならないと、精神的にも負担になります。

 

最後に、最悪の場合売れ残ってしまう可能性があります。

日本の人口に対して、住宅の提供数は過剰になっているのが現状です。

そのため、条件次第では不動産は売れ残ってしまう可能性は往々にしてあります。

不動産売却を始めてから半年以上が経つと、情報を収集している買主側から「売れ残り物件」として認識されてしまう恐れもあります。

こうなると、さらに売れ残る可能性が高まってしまうので、早めの対策が必要です。

 

□ハウスクリーニングのメリットとは

先述したように、ハウスクリーニングを行うことで、値引き交渉の材料を減らすことができたり、売却までの期間が短くなったりします。

では、他にもハウスクリーニングを行うべきメリットがあるのでしょうか?

ここでは、メリットについて2つ紹介します。

 

*自分で掃除する手間が省ける

ハウスクリーニングを業者に依頼することで、自分で掃除する手間が省けます。

ハウスクリーニングをしないつもりの方でも、内覧前に簡単な掃除くらいは行いますよね。

普段生活していると気にならないような汚れでも、人に見せるとなるといろんな箇所の汚れが気になり出します。

それらを自分で掃除するには、掃除道具を揃えなければなりませんし、体力も時間も必要です。

しかし、ハウスクリーニングを依頼すれば、道具は一式用意してくれますし、掃除の時間も省けます。

価格はおよそ10万円前後が相場となっているので、10万円が手間賃と考えられる方にとっては大きなメリットでしょう。

 

*不動産購入後のクレームが減る

不動産の売買は高額な取引ですので、購入後のクレームが発生しないとは限りません。

特に、内覧時の不動産の印象や売主の人柄の印象は、クレームの発生に影響を与えます。

ハウスクリーニングをして、他人から見ても綺麗な状態に整えておくことで、不動産の印象が良くなります。

また、しっかり家を管理してくれている人だな、と売主の印象も良くなることでしょう。

そうすることで、もし購入後にトラブルが発生したとしても、温和に話し合いで解決できる可能性が高まります。

 

□まとめ

今回は、不動産売却時のハウスクリーニングをすべき理由についてご紹介しました。

ハウスクリーニングは、家の一部だけでも依頼が可能です。

必要に応じて活用してみてください。

不動産売却に関することは、いつでも当社までお問い合わせください。