不動産売却をお考えの方へ!電気ガス水道を止めるべきタイミングをご存知ですか?
不動産売却をお考えの方に知っていただきたいのが、電気・ガス・水道を止めるタイミングについてです。
電気・ガス・水道を止める作業を後回しにしたせいでトラブルが発生するなんてことは避けたいですよね。
そこで今回は、電気・ガス・水道を止めるタイミングと注意点について解説します。
□電気ガス水道を止めるタイミングについてご紹介!
不動産を売却する際には、様々な手続きやするべき作業がありますよね。
その中でも電気・ガス・水道を止める手続きは忘れてしまいがちです。
それらを適切なタイミングで止めなければ、不便さを感じたりトラブルに発展したりするかもしれません。
ここでは、ライフラインである電気・ガス・水道を止める適切なタイミングについてご紹介します。
まず初めに、電気・ガス・水道などのライフラインは不動産を引き渡す前に解約します。
事前に解約するのを忘れないでおきましょう。
不動産を売却したら、登記という手続きを行います。
登記をすることで、所有者の変更が行われます。
その際に、名義が引き継がれると考えられますが、注意するべきことが電気・ガス・水道の契約者名義との相違です。
ライフラインを止めていなければ、土地の所有者は変更されたのに、ライフラインの契約者名義はそのままという状態になります。
それによりトラブルが発生した事例もあるため、注意しましょう。
そこで、売られることが決定している住宅のライフラインの維持費は誰が支払うのかと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
一般的には、売られることが決定していても、実際に引き渡すまでは元々その住宅を所有している人が支払いをします。
住宅の買い手に名義を引き渡すまでは、ご自身で支払うことを覚えておきましょう。
しかし、すでにその住宅から退去していたり新しい家で生活が始まったりしている場合もありますよね。
その場合は、二重でライフラインの支払いをする必要があります。
ライフラインの基本料金が生活費を圧迫するため、できるだけ早く売却予定である住宅のライフラインを止めたいと考えるかもしれません。
しかし、それはおすすめできません。
住宅に誰も住んでいなくても、電気・ガス・水道を使用することはあります。
例えば、内覧をする際にエアコンが使用できないと季節によっては非常に居心地が悪くなってしまいます。
また、照明がつかないとそもそも夜間は訪問できないでしょう。
そのため、誰も住んでいなくてもライフラインは引き渡し直前まで止めないことをおすすめします。
□ガスは早めに止めても大丈夫です!
上記では、ライフラインを早く止めすぎると生活や売却活動に影響が出るためおすすめしないことを解説しました。
特に電気を止めると、照明もエアコンも使用できないため非常に困りますよね。
内覧の際にそれらが止まっていると、物件の印象も悪くなり売れづらくなるというリスクもあります。
1番の目的は確実に不動産を売却することなので、電気の解約は物件の引き渡し当日に設定すると良いでしょう。
また、水道も同様です。
水道を止めてしまうとトイレが使用できないですよね。
そのため電気と同じく引き渡しの日に解約することをおすすめします。
ただ、ガスは例外です。
電気や水道と比べてガスを使用するのは、主に料理やお風呂ですよね。
用途が限られているため早めに止めても生活や内覧に支障をきたさないでしょう。
物件の売り主が引っ越しをする日に止めることが多いです。
□ライフラインを止める際の注意点とは?
ライフラインを止める際にはいくつかの注意点があります。
ここでは3つご紹介します。
まず1つ目は、水道を停止する際の下水のにおいについてです。
水道を止めると、排水管に残っている水が干上がり、下水のにおいが上がって来やすくなります。
水道を一時停止する場合は、下水のにおい対策が必須でしょう。
お風呂場やキッチンの排水口は、ラップを隙間なく被せて水が蒸発しないように対策できます。
また、蒸発防止剤というものもあるので、検討してみてください。
2つ目は、電気の解約手続きに関することです。
電気は契約している電気会社に電話やネット上で申し込んで解約します。
立ち会いが不要であることも覚えておきましょう。
3つ目は、ライフラインを止める際は早めに連絡をすることです。
物件の引き渡し当日に電気・ガス・水道を解約するにしても、1週間前を目安にして手続きをすることをおすすめします。
直前にすると会社の定休日と重なってしまったということも起こりかねません。
不都合なことが起こらないように、早めの行動を心がけましょう。
□まとめ
今回は、電気・ガス・水道などのライフラインを止めるタイミングについて解説しました。
電気と水道は早めに止めたくても生活や内覧に影響してしまうことから、引き渡し当日の解約がベストです。
当社は不動産売却に関することをしっかりとサポートしますので、お気軽にご相談ください。