航空写真と道路
この航空写真の場所はどこでしょうか？
正解は、当社の周辺です。この航空写真は、国土地理院が1979年～1983年に撮影したものです。約40年前の福津市福間南の状況です。
10年前の航空写真と比較してみると
右の写真は、10年前に撮影されたものです。区画整理事業で田んぼが埋め立てられているのがわかります。
イオンモール福津の場所もわかります。こうやって見ると、随分と様変わりしていますね。
さて、航空写真と道路がどう関係するかを説明します。
「幅員４ｍ以上の建築基準法上の道路に、２ｍ以上接道していないと家は建てれない」ことになっています。
土地の価値は、家（建築物）が建てるか建てれないかで、価値が全く違います。不動産の査定を行う時、道路調査は重要です。
では、幅員４ｍ未満の道路に接道している場合は、家が建てれないのか？
答えは、一定の条件を満たしていれば、建てれます。
その条件とは、過去にその道路に面して2軒以上家が建っていたかどうかです。
その事実を確認する為に、過去の航空写真を確認するということです。
過去の航空写真は、こうやって道路の状況や地形など様々な情報を得ることができます。
参考までに、航空写真は、「今昔マップ」というアプリケーションを利用しています。このアプリは、同じ場所を異なる年代で比較できるので便利ですよ。