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不動産売却の必要書類とは?分かりやすく解説いたします!

「不動産売却で必要な書類について詳しく知りたい。」

このようなお悩みをお持ちではありませんか。

必要書類が多岐にわたるため、混乱する方もいらっしゃるでしょう。

今回は、不動産売却の必要書類についてご紹介します。

 

□不動産売却で主に必要な書類とは

 

身分証明書や実印、証明書や住民票など、売主が用意する書類はたくさん存在します。

しかし、物件が共有名義になっている場合は注意しましょう。

なぜなら、共有者全員の確認書類が必要だからです。

そのため、遠方に共有者が居住している場合は、少し骨が折れるケースが多いでしょう。

時間がかかるケースも考えられるため、余裕を持って準備することをおすすめします。

また、住民票は発行から3ヶ月以内である必要があります。

 

登記済権利書もとても重要な書類でしょう。

法務局が交付する書類であり、物件の所有者の証明になり得る書類です。

また、登記済権利書の代わりに、登記識別情報が交付される場合もあるでしょう。

権利書に基づいて、登記の移転が行われます。

不動産売却の手続きに使われ、所有権が売主から買主に移転します。

 

固定資産税の納税額の書類も必要でしょう。

なぜなら、1月1月時点での所有者に固定資産税が加算された後、売却日に応じて売主に固定資産税が一部返還されるからです。

負担額を調整するときに必要であるため、前もって準備するようにしましょう。

その上、登録免許税の算出にも固定資産税の確認書類は活用されます。

登録免許税は、不動産の移転に関わる重要な税金です。

 

検査済証や設計図も、不動産の売買で必要になるケースがとても多いでしょう。

物件が、建築基準法をきちんと守られて建築されているかを判断するための重要な書類です。

また、耐震診断報告書も合わせて用意することが望ましいでしょう。

不動産の耐久性を証明する書類であるため、売主が耐震診断報告書や住宅性能評価書などを要求するケースがあります。

また、買主に不動産の性能を強くアピールするための材料として活用できるため、必ず用意しておきましょう。

その他の書類として、パンフレットも合わせて用意しておくと、不動産が売れやすくなると言われています。

 

□不動産業者が用意する必要書類とは

 

不動産業者が用意する書類を売主が知らないことは、後々トラブルにつながる恐れがあります。

今回は、不動産業者が用意する必要書類を4点ご紹介しましょう。

1点目は「告知書」です。

告知書とは、物件のリスクや瑕疵などの買主へ情報を提示するために活用されます。

また、水回りや周辺環境、匂いなどの物件情報を記入する必要があります。

 

また、「瑕疵」のトラブルはとても多く報告されているでしょう。

「瑕疵」とは、住宅の欠陥を言います。

例えば、壁のキズやヒビなどが挙げられるでしょう。

これらの情報は、きちんと買主に情報を伝える義務があります。

「瑕疵」を意図的に買主に知らせないで、不動産売却を行うことは避けておきましょう。

物件の修繕や賠償責任を負う必要があるかもしれないからです。

 

2点目は、重要事項説明書です。

売買契約前に不動産会社が必ず買主に対して説明する義務があります。

売主も、トラブル防止のために重要事項説明書を確認するようにしましょう。

3点目は、売買契約書です。

売買価格や手付の確認を怠らないようにしましょう。

4点目は、収入印紙です。

印紙税の支払いの証明書として活用されますが、仲介会社が用意するケースもあります。

これら4点の書類は、業者が用意してくれることがあります。

 

□不動産売却後によくあるトラブルとは

 

不動産は、大きなお金が移動するため、トラブルが発生しやすいと言われています。

しかし、よくあるトラブル内容を知っておくだけで、対処がしやすくなるでしょう。

今回は、瑕疵担保責任のトラブルについてご紹介していきましょう。

瑕疵担保責任に関するトラブルが、とても多く報告されています。

瑕疵担保責任とは、不動産の欠陥が売却後に判明した場合に、修繕費用を売主が負担する必要があることを指しています。

つまり、売却後の責任を売主が再び一定期間負うことです。

必ず把握しておきましょう。

民法上は、瑕疵の存在を認識してから一年間責任を負うことになっています。

 

しかし、瑕疵の認識した日を個人間で判断することはとても難しいです。

そのため、売買契約書では「引き渡し日」を基準として責任を負う特約を付帯するケースがとても多いでしょう。

しかし、売主が意図的に買主に欠陥の存在を提示しなければ、この特約は適用できません。

トラブルを未然に防ぐためにも、必ず正しい情報を買主に提示される必要があるでしょう。

ここまでで、不動産売却のトラブルと必要書類を売主と業者の立場から解説いたしました。

必要書類は、不動産の売却がスムーズに進む手助けになることでしょう。

満足できるお取引ができることを心から願っております。

 

□まとめ

 

今回は、不動産売却の必要書類についてご紹介しました。

準備を怠らないことで、慌てることなく不動産売却を進められることでしょう。

不動産売却でお悩みの方は、お気軽に当社までご相談ください。