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不動産の売却を検討中の方へ売却の流れについて紹介します

不動産売却を進めたいが、具体的にどのような流れで進めればよいか分からない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

不動産売却の決定から最後の決済までどのような過程があるか気になりますよね。

今回は不動産会社の当社が不動産売却の流れについて解説します。

 

□不動産売却の流れとは

 

物の売買は基本的に売りたい物を売ってお金をもらえば終わりという流れという認識をお持ちではないですか。

しかし、不動産売却の場合は多くの過程が必要です。

不動産売却の流れについて詳しく見ていきましょう。

 

まずは、売却相談です。

ここでは、一般的には不動産会社と不動産の売却方法を検討します。

売却したい不動産の相場や、売却費用、住宅ローンの有無などをヒアリングします。

そして、売主の事情やスケジュールを参考に、適切な売却の全体的な流れを決めていくでしょう。

 

次にするのが不動産の査定や調査です。

売却したい不動産の価値がどのくらいあるのかを査定します。

売却をまだ確定ではない、検討中の方も一度査定をしてみるといいかもしれません。

また、査定をする中で不動産の権利関係の調査なども行います。

その後、周辺地域での成約事例やエリア特性などから査定額を検討していくでしょう。

 

次は媒介契約です。

売主の方に査定価格を説明した上で、公示価格や売主の希望を考慮しながら、売り出し価格を決めていきます。

この段階で売却活動の内容を売主の方に確認していただき、納得を得てから媒介契約を結びます。

この際に、契約内容はしっかり内容を確認しましょう。

 

この次は、いよいよ売却活動です。

媒介契約を結ぶと、売却活動が本格的に始まります。

売却する不動産は、購入希望者に買ってもらうための商品になるため、魅力を高めておくのが良いでしょう。

不動産の情報はネットや雑誌に掲載されたり、オープンハウスに出されたりします。

売却活動中は、問い合わせなどに応じて、週末を中心に内見者が訪問する機会もあります。

事前に準備をしておけば、突然の内見でも慌てずに対応が可能でしょう。

 

購入希望者が決まったら、購入申込書を受領し引き渡しや価格についてなどの、さまざまな条件の調整をします。

売主と購入希望者がお互いに合意すれば、売買契約を結びます。

契約を行う際は、いくつかの書類が必要です。

契約がスムーズに進むように、あらかじめ準備をしておきましょう。

 

売買契約後もいくつか手続きがあります。

既存の住宅ローンの完済や抵当権抹消の手続き、そして、公共料金の支払いや引っ越しを済ませる必要があります。

全ての手続きを終わらせて、買主の方に引き渡す準備を整えましょう。

 

最後は残代金決済と引き渡しです。

契約内容に沿って、不動産の引き渡しをしましょう。

不動産の状況を再度確認し、残代金の決済を行い、引き渡しを済ませれば売却手続きは終了です。

 

ここまでが一連の不動産売却の流れです。

不動産売却はいくつか種類があるため、一概にこの流れ通りに進むわけではありません。

この点は十分ご注意ください。

 

□媒介契約と売り出す際の注意点について

 

不動産売却の流れの中で注目しておきたいポイントは媒介契約と売り出す際の注意点です。

不動産売却の流れとともに把握しておいてください。

 

*媒介契約について

 

媒介契約には3種類あります。

それぞれの種類について見ていきましょう。

 

まずは、一般媒介契約です。

一般媒介契約は、複数の不動産との契約が可能で、個人で見つけた買主との直接取引も可能です。

また、契約有効期間の規定もありません。

ここまで見ると、自由度が高く、売却する機会が多そうな魅力的な媒介契約に見えるかもしれません。

 

しかし、こちらの媒介契約は複数の不動産会社との契約ができるため、不動産会社からすれば、せっかくの広告を出しても、他の不動産会社での契約が決まれば広告費が無駄になってしまいます。

そのため、不動産会社の注力度が下がるという点がデメリットでしょう。

 

一方で、専任媒介契約と専属専任媒介契約は1社だけ不動産会社と契約をします。

専属専任媒介契約は個人で見つけた買主との直接取引もできません。

したがって、不動産会社の注力度が高いです。

また、売主に対して販売活動の報告義務があります。

もし、不動産会社の動きが悪い場合は、3ヵ月で契約更新をしない選択もできるため、一般媒介契約よりもおすすめです。

 

*不動産を売り出す際の注意点

 

不動産を売り出す際の注意点についても注意点があるためご紹介します。

まず、売りたい価格ではなく、相場の価格を基準に価格を決めることです。

そして、売り出し期間中では内覧のためのスケジュールを空けておくことを忘れないでください。

 

また、内覧する相手への印象を想定することも覚えておきましょう。

不動産売却をスムーズに進めるためには、買主の方や購入希望者の方の印象が非常に重要です。

買主の方の気持ちも優先しつつ、売却活動を進めましょう。

 

□まとめ

 

今回は不動産売却の流れについて解説しました。

不動産売却には多くの過程があり、その際の注意点も多いことを知っていただけたかと思います。

特に媒介契約の種類には十分ご注意ください。

もし、不動産売却でお困りでしたら当社までお問い合わせください。