不動産の査定で高評価を得るポイントとは?評点に注目!
ご自分の不動産を売りたい方はいらっしゃいませんか。
不動産を売却したいとお考えであれば、まずは不動産査定を始めるのが良いでしょう。
その際、多くの方が高く売却するために高い評価をされたいと思うのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産の査定で高評価を得るポイントについてご紹介します。
□査定方法の種類をご紹介!
ライフステージの変化や相続といったさまざまな理由で、不動産の売却を考えられている方がいらっしゃると思います。
売却を進める上で、まずは売却する理由や動機を明確にしておくことが重要です。
明確にすることによって、売却する時期だけでなく売却後についても具体的に考えられます。
ある程度これらが明確になってから、業者の方に査定を依頼するのが良いでしょう。
では、この際の査定方法を大きく2つに分けてご紹介します。
*机上査定
机上査定は、物件を目視せずにお客様の情報をもとに簡単に査定する方法です。
簡単に査定できることから、簡易査定とも呼ばれています。
売却することを決心していない方や、大まかな不動産の価格を知りたい方にオススメの査定方法です。
それなりに多くの事例や相場を算出した上で査定されるため、この査定方法ではおおよその価格が分かるでしょう。
*訪問査定
訪問査定は、お客さまが提供していただいたデータや書類を事前に使用します。
それを加味した上で、実際に物件を訪問して状態を確かめて価格を査定する方法です。
そのため、訪問査定は不動産売却を積極的に考えている方にオススメと言えるでしょう。
これらの査定方法によって、査定額は異なります。
この2つの方法を、売却に対する積極度によって変えてみるのも良いのではないでしょうか。
□査定で評価されるポイントをご紹介!
次に、査定で評価されるポイントを5つご紹介します。
1つ目は、物件の周辺状況です。
駅から近い場所や、病院、教育機関、コンビニといった便利なものが集まっている場所は、高い評価を得られるでしょう。
2つ目は、日光の当たり具合です。
物件が南方面に向いている場合、日当たりが良くなるため評価が高くなるでしょう。
3つ目は、土地の方位です。
北面道路に面している土地は、評価が下がりやすい傾向があります。
それに比べて、南面に接している場合は高い評価を受けやすいことを押さえておきましょう。
4つ目は、土地の形です。
正方形や長方形といったように、しっかりと形成された形の場合は評価が高くなるでしょう。
それに比べて、変形地や狭小地は建物の設計がしにくいという理由から評価が低いです。
5つ目は、どのような道路に面しているかです。
例えば大きい幅の道路に面している場合は、住宅建設がしやすいため良い評価が得られるでしょう。
しかし、道路の幅が狭いと建設するのが難しいため、評価が低くなります。
このように、査定はたくさんの条件が考慮されながら行われます。
上記の内容を参考にして、ご自身が売ろうとしている物件がどのくらいの評価を得られるのか考えてみましょう。
□査定前にすべきこととは?
続いて、査定前にすべきことについてご紹介します。
査定前にすべきことはいくつかあるため、ぜひ以下の内容を参考にあらかじめ準備してみてはいかがでしょうか。
あらかじめしっかりと準備することで、査定をよりスムーズに行えるでしょう。
*測量図
査定を依頼する前に、測量図を用意しておきましょう。
測量図は、道路や隣接する土地との境界を定めた上で、ご自身の土地を測量した資料のことです。
また、測量図は「土地を有効活用できるか」を判断する資料でもあります。
つまり、どの程度の床面積を持つ建物が建設できるかどうかを判断できます。
測量図がないと、確定した土地の面積が分かりません。
そうすると、床面積がきちんと確保できないため、評価が下がる原因になってしまいます。
測量図は全国どこの法務局でも入手できますし、万が一不明点があっても相談できるため安心してください。
*道路状況の把握
土地の価値は、面している道路の大きさによって異なってきます。
道路の幅が2メートル未満の場合、売れない可能性が出てきます。
なぜなら、2メートル未満の道路幅だと建築基準法で建築ができないようになっているからです。
そのため、2メートル未満だと現状ある物件の建て替えができません。
これらの内容を知らない場合、道路の影響により近隣の相場と比べて低く査定されることがあるでしょう。
しかし、道路の大きさは変えられないですよね。
その場合は、道路の大きい土地を購入した上で売却を検討する方法もあるため、ご検討ください。
□まとめ
今回は、不動産の査定で高評価を得るポイントについてご紹介しました。
査定方法や査定で高い評価を得るためのポイントを、理解していただけたでしょうか。
不動産の売却をお考えの際に、この記事の内容を参考にしていただければ幸いです。
また、不動産売却をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。